社長挨拶
石川技研は1984(昭和59)年に「チタン素材の貴金属めっき加工専門業者」として創業し、御陰さまで創業30周年を迎える事が出来ました。これも眼鏡業界、装飾品業界のお取引先様、金融機関、その他多くの関係者の皆様からのご支援のお蔭であると深く感謝致しております。
当社は、チタン眼鏡フレームの表面処理加工からスタートしました。イオンプレーティング装置、3次元レーザー加工機などの導入、小ロット生産、多種多様化するワークフローの自動ラインシステムの構築など、意欲的に技術革新に挑戦しております。
近年、工業デザインにおける表面処理の重要性が認められてきたのは、誠に喜ばしいことです。金属製品の商品価値は、表面処理加工(特にめっき施行)の良否に左右されると言っても過言ではありません。
装飾めっきの場合、めっき皮膜の科学的諸性質は外観と不可分の関係があります。製品に防食性の合理的なめっき施行を行わない限り、美しい外観を保つことができません。また、めっきの防食性が不良であると、外観のみならず機能を損ずる場合も少なくありません。
そういったことを念頭におき、今後も「表面処理」というコアテクノロジを活かした開発型企業を目指し、「環境変化に適応できる変化に強い企業体質」へ改革・改善し、更に精進いたしますので、末永くご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
基本方針
当社は、「品質はまごころと技術のパッケージ」を企業理念として、金属をはじめとするあらゆる素材の「表面処理」を科学することにより、生活品、装飾品、電子部品や一般工業製品など、広く産業及び社会へ貢献することを経営の基本方針としております。
経営方針
当社は、眼鏡フレーム、貴金属製品の装飾めっきを事業の中核とし、眼鏡業界、装飾品業界のニーズを先取りしつつ、多様かつ高度なご要請に積極的にお応えしていくことを、中長期的な経営課題として位置付けております。
今後はコア事業である表面処理加工をプラットフォームにしながら、当社がこれまで培ってまいりました技術を、電子部品関連、生活品関連をはじめ、新たな事業分野を育成していく所存であります。