石川技研 ブログコーナー

諸事情により長らく保留のままになっていた部分を充実させることになりました。

サンプル通りの品質を目指しているものの、
量産になるとばらつきが出てきます。
また、
個人個人でもラインが違うため色々困った物です。

データ自体を再調整したのですが、
約4割はきれいに繋がり、残りは絵柄が崩れました。
その分は再度作り直しに。

毎月のように新柄が増えます。
どこで妥協するかによって完成度が変わるのですが、
最高１面あたり10回程度元絵を書き直して
繋ぎ目補正＋位置調整しています。
サンプル段階は構わないのですが、
数の増加につれライター形状にばらつきが出ています。
アーマーの天面のばらつきはあからさまで
以前からあったのですが、レギュラーの側面へのRも
鋭角気味の品が混ざってきています。↓
テストで繋がっても他が繋がらない場合があります。
見た目は同じであり、触覚で感じる程度の違いです。
アメリカ製だし、クロム？めっき済みを剥離して
研磨したベースにマスキングしていますので、
元の形状＋外注先研磨で差が出ていると思います。
一番古いレーザー装置はCCD付きなため合わせやす
いのですがデータは全て手書き＋数こなせません。

繋ぎ目ガタガタでも間が空かないように調整することに
なりそうです。

クリスマスプレゼント用ペアzippoが大量に並び始めました。
絵柄は　天使　ハートなど、数種類。
多分、ベースはシルバーぽい物ばかりでしょう。
あれは部屋に飾る物なのでしょうか？

増えすぎて細密レーザー装置3台目が近々設置されます。

細密加工装置で各面に絵柄を彫り込み、
エッチングすることにより行っています。
深堀りで繋げるのは角の面に穴空きそうです。
加工用画像データは0.1〜0.01mm単位で切り取り、
合わせ目は描き直すことでサンプル作成しています。
データは平面なので位置を合わせても完成しません。